観光客数 前年比2%減…渡島4−9月

update 2007/12/9 14:02

 渡島支庁は8日までに、本年度上半期(4―9月)の管内観光客入り込み状況をまとめた。総数(延べ人数)は前年同期比2%減の約694万人で、調査を始めた1997年度以降では2番目に少なかった。同支庁はゴールデンウイークや夏休み期間を中心とした道外客の落ち込みなどが主な要因とし、「道外へのPRに力を入れていく必要がある」としている。

 観光客の内訳は道内客363万人(前年同期比0・5%減)、道外客331万人(同3・6%減)。日帰り客471万人(同1・7%減)、宿泊客218万人(同4・8%減)。

 市町別では、管内11市町のうち函館市をはじめ7市町が減少。全体の約半数を占める函館市は、国内航空線やJR津軽海峡線の利用者減などで同2・6%減の322万人。大沼公園など観光地がある七飯町は同5・8%減の116万人。知内町は21・0%減と管内で最も減少率が大きく、7万人にとどまった。福島町は6万人(同8・6%減)、鹿部町は18万人(同1・0%減)、森町は52万人(同1・7%減)、長万部町は44万人(同2・9%減)。

 一方、北斗市は温泉施設利用者数の増加や夏祭りの開催期間延長などで、同4・6%増の47万人。このほか増加は松前町(46万人、同4・2%増)、八雲町(33万人、同5・5%増)、木古内町(3万人、同31・5%増)。

 同支庁商工労働観光課では「昨年開業した五稜郭タワーなど主要観光施設の開業効果が一段落したことも影響したのでは」と分析している。外国人宿泊者数は同2・0%減の約4万4000人。台湾からの国際チャーター便の乗り入れ減などが影響した。

提供 - 函館新聞社



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