イルミナシオン映画祭きょう開幕

update 2007/12/7 18:42

 「第14回函館港イルミナシオン映画祭2007」(実行委主催)が7日開幕する。9日まで函館山展望台クレモナホール(函館山山頂展望台内)と十字街シアター(函館市地域交流まちづくりセンター内)の2カ所で初上映(プレミア上映)となる9作品をはじめ、ショートフィルムを含む計29作品を公開。俳優の宍戸錠さん、根岸季衣さん、永作博美さん、映画監督の若松孝二さん、木村威夫さん、歌手のあがた森魚さんなど豪華なゲストも予定されており、3日間にわたり華やかな“映画の祭典”が繰り広げられる。

 今回は日本を代表する美術、映画監督で、89歳を迎えた現在も現役で活躍を続ける木村威夫さんの特集を組む。木村さんが美術監督を務めたオール函館ロケ作品の「硝子のジョニー 野獣のようにみえて」(1962年)など4作品を上映。木村さん本人と同作品主演の宍戸さんをゲストとして迎える。

 また、このほどフランスで開かれたキノタヨ映画祭で最優秀観客賞に輝いた坪川拓史監督(長万部町出身、東京在住)の作品「アリア」が、7日午後2時からクレモナホールで上映される。上映後には坪川監督自身によるトークも予定されている。

 今回から新たな会場となった「十字街シアター」では、5作品のプレミア上映などに加え、インディーズ監督によるショートフィルム7作品を上映する「ショートフィルム・マシンガン」など独自の企画を展開する。

 7日午後5時35分からクレモナホールで行われる開会式では、過日発表された今年度のシナリオ大賞(ぐらんぷり・「引きこもる女たち」藤村享平さん)の表彰式を行うともに、2004年度のシナリオ大賞グランプリの「あたしが産卵する日」(栗原裕光作)を映画化し、来年春に全国ロードショーを予定している「うた魂(たま)♪」のダイジェスト版が上映される。

 入場料は次の通り。

 【クレモナホール1回券】大人1200円(当日1500円)学生1000円(同1200円)

 【一日券(両会場共通)】大人2500円(同3000円)学生2000円(同2500円)

 【3日間通し券(両会場共通)】大人5000円、学生3000円(前売のみ)

 また、7日午後9時からはFMいるか2F「カフェ・ペルラ」でオープニングパーティー「牛頭BAR(ゴズバー)」が開催される(料金2000円)。8日午後8時45分からは展望台レストラン・レガートでゲストを交えての「映画祭・公式パーティー」を開催(100名限定、料金3000円)。さらに公式パーティー終了後は、まちづくりセンター1Fで「牛頭BAR」が開かれる(料金2000円)。

 チケットはチケットピアやローソンチケットなどで扱う。問い合わせは同事務局TE:0138・22・1037。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです