北斗の宮下さんが大日本農会の農業功績者に
update 2007/12/6 13:44
【北斗】北斗市水無の農業、宮下壽一さん(66)がこのほど、社団法人大日本農会(東京)主催の農事功績者表彰に選ばれ、「緑白綬有功章」を受章した。仲間とともに冬季のウドやタラノメのハウス栽培に道内で早くから取り組んだほか、後継者育成に励むなど、地域の農業振興への活動が評価された。宮下さんは「良い仲間に恵まれた」と喜びを話している。
表彰は地域農業の発展に尽力した人が対象で、ことしは国内外の70人が表彰された。道内では2人。
宮下さんは1981年、上磯町(当時)が水田の転作対策を探そうと新たに設置した町営農推進員のメンバーとなり、同志会を結成。道外視察などを行い、翌82年から冬季のウドとタラノメの栽培を開始。試行錯誤の末に栽培技術を確立し、山菜産地としての基礎を築いた。現在、商品は「北海うど」のブランド名で道内各地で取り扱われている。
また、宮下さんは94年から道の指導農業士を務めており、若手の育成や研修生の受け入れなども続けてきた。
宮下さんは「これを機に、今後も精進し、いろいろな面から農業振興に取り組みたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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