ホテル恵風、イカ釣りの集魚灯で電飾
update 2007/12/4 13:30
函館市恵山岬町の「ホテル恵風(けいぷ)」(西巻勝幸支配人)は、敷地内でイカ釣り漁の集魚灯を再利用したイルミネーションを点灯している。海に面した斜面一帯にやわらかな電球の光が並び、ライトアップされた灯台、その背景にイカ釣り船の漁り火がきらめき、夜の岬は幻想的な雰囲気に包まれている。
同ホテルは構想から2年掛かりで市内外の漁協から使用済みの集魚灯を収集。昨年までのイルミネーションファンタジーに代わり、エコロジーをテーマに「岬あかり2007―08」として今年初めて実施した。
集魚灯は高さ40センチ、直径25センチのガラス製。敷地内に約200個配置し、廃船にも取り付けた。本来、産業廃棄物として捨てられるが、西巻支配人ら従業員が汚れを落とすなどしてよみがえらせた。ホテル正面には表面にカラフルな蛍光塗料で絵を描き、積み重ねたイルミネーション「光のケーキ」も設置し、宿泊客らを迎えている。
来年2月末まで毎日午後5時から同10時まで点灯している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。