エアトランセ再建計画案、函館発のチャーター便運航

update 2007/12/4 13:29

 地域コミューター航空会社「エアトランセ」(函館市高松町511)の江村林香会長が3日、函館市内で記者会見し、函館―仙台線を15日から運航再開するほかに、函館から国内空港に向けたチャーター便の運航を経営の柱に据えていく方針を明らかにした。

 同社が、早期の黒字化を目指すための再建計画案として示した。国内大手航空会社と、各空港の施設使用などに関する契約を締結したのを受けて発表した。

 料金は搭乗者数(最大18人)にかかわらず、函館からの運航時間1時間で1機20万円を目安としている。行き先は道内にとどまらず、本州にも乗り入れることができ、滑走路1100メートル以上をもつ空港が対象となる。発着地は函館に限らず、片道だけでも可能で、機材回送料金(片道運賃の半額)が別途掛かる。

 乗り合い便は1日2往復で搭乗率40―45%を目指し、年間1億8000万円以上の売り上げを見込む。チャーター便は、仙台便運休後から問い合わせがあり、すでに来年分の予約が数件入っているという。

 江村会長は「道内路線を無理に設けるよりも、ニーズに合わせた運航をした方が、函館の人にも喜ばれるのではないかと考えている」と述べた。

提供 - 函館新聞社



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