ユーラップ川にサケ遡上ピーク
update 2007/12/3 09:29
【八雲】八雲町の遊楽部(ゆうらっぷ)川でサケの溯上(そじょう)がピークを迎えた。河口から15―20キロの上流では、子孫を残そうと傷だらけの身を躍らせて前進する姿が見られる。
サケは伏流水がわき出る場所で産卵するため上流を目指す。上流に行くと水深は浅く、川底の石は大きくなる。メスをめぐるオス同士の戦いもあり、体からは銀鱗がはがれ落ち、まさに死力を尽くす最後の勇姿になる。ここにたどり着くまでの苦労は想像もつかない。
上空では「ほっちゃれ」と呼ばれる息絶えた死がいや、産卵後の卵を狙う鳥が飛び交うなど、生命をめぐるドラマが展開されている。
提供 - 函館新聞社
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