第3回オンパク報告会、過去最高3235人も参加率は低下

update 2007/12/3 09:27

 先月11日に閉幕した「第3回はこだて湯の川温泉泊覧会(はこだて湯の川オンパク)」(実行委主催)の開催実績がまとまり、参加人数は、前回比1%増の3235人で過去最高を記録した。定員3637人(同2%増)に対する参加率は88・9%と、同0・9ポイント低下した。期間後半に雨天にたたられた格好で、開催時期の見直しを迫られそうだ。

 湯の川観光ホテル(函館市湯川町2)でこのほど開かれた報告会で発表。実行委(刈田眞司委員長)のメンバーや実施プログラムの講師、参加店などから約50人が出席し、次回以降に向けた改善点や意見を出し合った。

 参加者1534人から集めたアンケート結果によると、性別では男性が同4ポイント増の20%で、年齢層は「50代」が同1・8ポイント増の24・9%でトップ。参加人数は、「2人」が同1・3ポイント増の45・3%、「3人以上」が同4・3ポイント増の31・3%と数字を伸ばした。

 「どのようなプログラムに参加したいか」との問いには、「食べ物を主体に楽しむプログラム」が21・2%で最多。このほか、「音楽会などの文化イベント」が14%、「自然を楽しむエコツアー」が11・6%、「道南各地にお出かけするツアー」が10・5%と続いた。

 出席者からは、「中止する場合の連絡方法を徹底してほしい」「インターネット予約が多いようだが、高齢者向けの方法を考えるべき」「参加者を対象にした宿泊料金に値ごろ感が必要」などの意見が挙がった。刈田実行委員長は「総じて評価の高い声が多かったが、実行委員会の自己満足に終わらないよう、寄せられた意見を次の糧にしていきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社



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