あす「函館チェス大会」…全日本選手権3連覇・小島さん参戦
update 2007/11/30 15:28
函館チェスサークル(山田明弘代表)は12月1日午前9時半から、市地域交流まちづくりセンターで(末広町4)で「第2回函館チェス大会」を開く。函館では唯一の日本チェス協会(JCA)公認大会。同サークルで腕を磨く子どもたちや、全日本チェス選手権3連覇中の小島慎也さん(東京)など有段者が出場する。観戦は自由で、関係者は競技としてのチェス普及の足掛かりになることを期待している。
函館は函館チェスクラブの高佐一義代表が精力的に子どもや愛好家を指導しているほか、気軽に出場できる大会も多く、チェスが盛んな街となっている。
同サークルでは国際オリンピック委員会(JOC)公認種目であるチェスについて、競技として学ぶ子どもが増えることを願っており、子どもたちに本格的な雰囲気を知ってもらおうと昨年からこの大会を始めた。昨年は16人が出場したが、ことしは初出場10人を含め25人が出場予定。JCA競技会規定を適用する。
同サークルには、ことし7月に東京で行われたチェスの全日本小学生選手権で優勝した函館北日吉小6年の田中春行君(12)が所属。ライバルが多い東京や海外で鍛錬し、英才教育を受けている出場者を相手につかんだ栄冠だけに、函館のチェス水準の高さが全国から注目を浴びる形になった。
さらに今回は小島さんが参戦することで、子どもたちには大きな刺激になることが期待されている。山田代表は「チェスは英語を含め国際人として通用するマナーを身に付けることができる。遊びにとどまらず、競技として学ぶ子どもが増えてほしい」と話す。
同大会は一定のチェスの技術があれば、当日にJCA会員となって出場することができる。問い合わせは山田代表TEL0138・53・1028。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。