函館市、特別職の理事設置へ

update 2007/11/28 14:56

 函館市は来年4月から、市長の自治体運営を補佐する特別職の理事1人を置く計画だ。12月4日に開会予定の第4回定例市議会に「函館市理事の設置および給与等に関する条例」の制定議案を提出する。

 市人事課によると、理事の職務は従来以上に限られた財源の中でまちづくりを推進し、喫緊の課題として行財政改革を指揮する。市の組織全体を統括的に指揮、監督し、各種調整を図る。

 任期は来年4月1日から4年間で、条例も4年間の時限付き。常勤で、給料月額は水道・交通・病院局長と同額の79万円。市長が任命し、議会の同意は必要としない。副市長2人とともに市長のトップマネジメント機能を強化する。

 市の特別職は市長、副市長2人、常勤監査委員、水道・交通・病院局長と合わせて8人となる。近隣では青森市が常勤の特別職として特別理事3人を置いているという。

提供 - 函館新聞社



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