函館どつく、ことし最後の進水式

update 2007/11/27 10:56

 函館どつく(函館市弁天町20、村井英治社長)は26日、同社函館造船所で通算816番目の新船「GLOBAL ENDEAVOR(グローバル・エンデバー)」(総トン数1万9850トン)の進水式を行った。同社が、本年度に建造を計画する7隻のうちの5隻目。

 同船はパナマ籍の木材兼ばら積貨物船で、全長175・5メートル、幅29・4メートル、載貨重量3万1930トン。同社が独自で開発した通称「スーパーハンディ32」としては21番目となり、船倉が箱型のため幅広く、喫水は9・62メートルと浅いなどの特徴がある。

 進水式には、船主である日本の海運会社や来賓ら約45人が出席。船体をつなぎ止めていた安全装置や支綱などが、合図とともに次々にはずされると、動き出した船は一気に斜面を下っていき、見学に訪れていた市内の小学生らが見守る中、無事に着水を果たした。

 同船は、運航する上で必要な装備を施す「艤装(ぎそう)工事」や内装工事を済ませた後、来年1月中旬に船主へ引き渡される。進水式はことし最後で、次船は同月21日を予定している。

提供 - 函館新聞社



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