韓国で函館観光PR/市の公式訪問団出発

update 2007/11/26 16:17

 昨年6月に就航した函館―ソウル便の利用促進を目指し、函館市の韓国観光客誘致訪問団(団長・西尾正範市長、11人)が25日、函館空港から定期便で韓国・ソウルに出発した。2泊3日の日程で大韓航空や地元マスコミ、旅行代理店などを訪れ、函館観光のPRや利用促進を呼び掛ける。

 ソウル便は週3往復の運航で、今年6、7月に初めて搭乗率が70%を超えたが、8月は再び60%台に落ちた。韓国での函館の知名度が低く、一層の利用を促そうと市、市議会、経済界、観光団体の代表で訪問団を結成した。

 同空港国際線ターミナルビル2階で午後零時50分から出発式を開き、西尾市長は「ソウル便は世界各都市につながる大切な航路。函館の一番の基幹産業である観光をPRし、釜山とのコンテナ航路維持も関係機関に働きかけて実りある訪問にしたい」とあいさつした。

 26日に大韓航空本社や大手新聞社の東亜日報、大手旅行代理店、JNTO(国際観光振興機構)ソウル観光宣伝事務所などを訪問する。

 団員は市議会の阿部善一議長、函館商工会議所の森川基嗣副会頭、函館国際観光コンベンション協会の木村孝男副会長らで組織。出発式には同コンベンション協会の沼崎弥太郎会長も出席し、成果を期待していた。

提供 - 函館新聞社



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