公立高校で一般入試
update 2007/3/7 10:31
公立高校の2007年度一般入試が6日、全道一斉に行われた。道内全日制251校、定時制1校、道南では全日制27校で2776人が「15の春」を目指し、学力検査に臨んだ。
募集初年度のことし、252人の定員に対し356人が出願した市立函館高校は函館東高校(函館市柳町11)で実施。受験生は保護者や中学校教諭、塾講師らに見送られ、午前8時の開門に合わせて続々と会場入り。同校8個所の試験会場では、緊張した表情で参考書を開き最終確認に励む姿が見られた。
午前9時25分に試験開始を知らせるベルが鳴り、第1教科の「国語」がスタート。受験生は問題用紙を見つめ、回答欄に一文字一文字、丁寧に記述していた。試験は午後3時半終了の英語まで5教科を実施。
受験者数は渡島管内全日制22校で2453人、桧山管内5校で323人。定時制3校では学力検査は行わず109人が面接に臨んだ。
合格発表は各校16日午前10時に張り出される。市立函館は函館東校舎の改築工事のため函館北で発表。また、ウェブ上でも受験番号を公開する。アドレスはhttp://
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松前高校(桝田規文校長)では、「英語」の「聞き取りテスト」の音声が不調で、代替問題を使用した。同校と渡島教育局は原因究明に努めている。
開始後10分間に取り組むリスニング問題で、前年度まではテープを用いていたが、初めてCDを使用。62人の受験生が2個所に分かれて試験を受けた。校内放送で音声を流していたが、開始5分後、突然途絶えたため、試験教官が代替試験に切り替えた。問題数、配点などに変更はない。
同局は「テープを使用していた時も音声の不調による代替問題への切り替えはあり、想定の範囲内。受験生に影響はないようだ」と話している。
提供 - 函館新聞社
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