佐々木、阿萬野さん(函教大)日韓青年交流大使に
update 2007/11/23 16:44
道が本年度初めて公募した日韓青年交流事業の「交流大使」に、道教育大函館校の佐々木明菜さん(2年)と阿萬野未来(みく)さん(同)が選ばれた。2人が考えた日韓教育の違いなどを学ぶ交流計画の意欲的な内容が評価された。来年1月15日から4泊5日の日程で、韓国の釜山市などを訪問する。2人は「多くの人と知り合い、相互理解を深めたい」と意気込んでいる。
同事業は、日韓交流の懸け橋となる人材育成などを目的に、道と交流趣意書を結ぶ韓国2地域(釜山広域市と慶尚南道)を派遣先として参加者を募集。札幌や北見などから10組の応募があり、書類選考と面接を経て決定した。
2人は国際文化・協力を専攻し、留学生と交流するサークルで一緒に活動するなど、異文化交流に関心が高く、授業で韓国語を勉強していることなどから応募。「韓国における日本教育と文化交流から見えてくる次世代の担い手たちの姿」とのテーマで、現地の日本人学校や教育機関などを訪問し、釜山大学校の学生らと交流しながら、友好関係を推進する方法などを考える交流計画を作った。
結果を聞き、佐々木さんは「2人で一生懸命考えた内容が選ばれてうれしい。事前準備をしっかりして積極的に話し掛けたい」、阿萬野さんは「日本人のイメージや韓国の人たちがどれほど反日感情を持っているのかなどを知りたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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