目指せ52年ぶり事故死ゼロ!…桧山管内
update 2007/11/21 13:22
【江差】桧山管内7町を管轄する江差、せたな両署管内では19日現在、ことしの死亡交通事故が1件も発生していない。両署管内で年間通して死亡事故がゼロだったのは1955年以来。このまま無事故が続けば52年ぶりの快挙となる。21日に始まる全道一斉の冬の交通安全運動(30日まで)に先駆け、江差署は20日、半世紀ぶりの記録達成に向けて出動式を行い、重点取り締まりや官民を挙げた安全運動を開始した。
道警のまとめによると、両署管内では記録が残る54年以降、死亡事故が無かったのは55年のみ。桧山南部と奥尻町を管轄する江差署単独でも55年、91年の2年だけとなっている。
両署管内では70年、73年に最悪の16人が交通事故死したが、2000年以降は昨年の7人を最高に死者数は年間3―6人で推移。江差署管内でも00年以降は死者数が1―3人という状態が続いている。
52年ぶりの記録達成を目指す江差署は同日、重点的な交通取り締まりと、パトカーや赤色回転灯を装備した町役場の公用車、民間車両を沿道に配置し、ドライバーに安全運転を促す「レッド作戦2007」を開始した。
芳賀政男署長は交通安全団体の役員ら約30人が参加した出動式で「高齢者や歩行者の事故防止に協力して欲しい」と訓示。江差地区安全運転管理者協会の前田憲男会長も「事故死全国ワーストワンを甘受せず、安全運転を肝に銘じよう」とあいさつ。27台の赤色灯装備車両は沿道での警戒に続々と出動した。
提供 - 函館新聞社
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