贈答用スモークサーモン作り盛ん…知内の工場

update 2007/11/21 13:22

 【知内】知内町元町9の三洋食品知内工場(本社、千葉県市川市)では、クリスマスや年末年始に向けたスモークサーモンづくりがピークを迎えている。くん製の香りが立ちこめる工場内では、210人の従業員が手を休めることなく作業に当たり、一日平均で約10トンの製品を出荷している。このフル稼働は年末まで続くという。

 同社は全国のホテルやレストランなど業務用のほか、百貨店やスーパー向けのスモークサーモンを主に製造。同社製品の国内占有率は約35%に上る。

 毎年12月はクリスマス料理や贈答用として需要が高まるため、稼働時間を通常より延長して対応している。原料は、ノルウェーやカナダなどから輸入したキングサーモンやアトランティックサーモンを中心に、道内で捕れた秋サケも使う。

 徹底した衛生管理のもとで、洗浄、調味液漬け、乾燥、くん煙などの一連の工程を、流れ作業で進めている。片寄喜博工場長(52歳)は「食材のうま味を生かした独自のくん製方法だからおいしい。実際に食べてもらえれば一番分かる」と自信を見せる。

提供 - 函館新聞社



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