函館でも指紋登録…改正入管法が施行
update 2007/11/21 13:21
入国審査で外国人に指紋採取と顔写真登録を義務付ける改正出入国管理・難民認定法が20日施行され、全国の空港や港で運用が開始された。函館空港には同日、韓国・ソウルから大韓航空の定期便1便と、台湾・台北からのチャーター便1便が同空港に到着し、計約290人が入国。札幌入国管理局函館港出張所によると、システム上のトラブルなどはなく、大きな混乱はなかった。
同法は、テロリストの入国を水際で防止する目的で昨年5月に成立。特別永住者や外交官などを除き、16歳以上の外国人に指紋などの個人識別情報の提供を義務づけた。
函館空港ではこの日、午後零時10分に大韓航空機が乗客約160人を乗せて到着したほか、同3時35分には、乗客約130人のマンダリン航空のチャーター便が到着。乗客らは専用のスキャナーで指紋を登録し、写真撮影を行った。
審査時間も1人1分ほどで、指紋採取を拒否するなどのトラブルはなかった。
提供 - 函館新聞社
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