Xマスファンタジー舞台の絵本出版

update 2007/11/18 13:39

 函館市の冬の一大イベント「はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)の象徴で、市内豊川町の赤レンガ倉庫群近くの海上に設置される巨大なクリスマスツリーにちなみ、函館商工会議所青年部のメンバーら10人でつくる「ファンキャラ」(濱野州喜司代表)はこのほど、自作の絵本「うみのうえのツリー」を自費出版した。12月25日まで市内の書店などで販売する。(小橋優子)

 クリスマスファンタジーの巨大ツリーは函館市の姉妹都市、カナダ・ハリファックス市から寄贈されたモミの木(高さ約20メートル)に電飾を施す。

 ファンキャラは、普段からまちづくりに関係する業務などをこなす中で、函館の素晴らしさを追求し、クリスマスファンタジーを舞台とした夢のある物語を作ろうと、2005年から企画、制作に取り組んできた。絵本はB5判20ページのオールカラー刷りで、文章から絵、構成などはすべてメンバーが役割分担し、約3カ月掛けて仕上げた。

 主人公は新米サンタのニッキー。「うみのうえのツリー」が見たいと願う病気の女の子のため、悪役に妨害されながらも、仲間と協力して海の上に浮かぶツリーをプレゼントする物語。表紙には函館山や夜景を背に、トナカイに乗った可愛らしいニッキーが描かれている。濱野代表は「絵本を通じて、函館の街の魅力を市民に伝えたい」と話している。

 絵本は一冊1470円(税込)で、1000部発行。約200部は市内や北斗市の幼稚園、保育園、病院へ寄贈し、残りは市内の書店(文教堂各店ほか)や函館五稜郭タワー(五稜郭町)で販売。12月1日からはクリスマスファンタジー会場(末広町)や金森赤レンガ倉庫内でも販売する。各店ではニッキーをモチーフにした携帯ストラップ(630円)も同時発売している。問い合わせは浜野代理店TEL0138・46・3000。

提供 - 函館新聞社



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