元町倶楽部のじろじろ大学があす特別講座
update 2007/11/17 14:25
函館市西部地区の魅力を追求し、それを残そうと活動している市民グループ「元町倶楽部のじろじろ大学」(村岡武司学長)は18日、市地域交流まちづくりセンター(同市末広町4)で特別講座「14年間ありがとう、つぎの一歩へと踏み出そう学科」を開く。同グループでは参加する市民を募集している。
函館の街、特に西部地区の魅力を探そうと市民が集まり、1990年に「元町倶楽部」と名付けて活動を開始。93年にコミュニティーFM局の「FMいるか」が放送開始1周年を迎えたことを機に、市内の魅力をさらに学ぼうと、「元町倶楽部のじろじろ大学」とグループの名称を変えた。村岡学長は毎週日曜日午後8時から同9時まで、同局で14年間パーソナリティーを務めてきた。
この番組は、村岡学長と用務員を務める太田誠一さん(市内喫茶店経営)が進行。毎回、市の職員や教師、芸術家をはじめ、銭湯や質屋の店主など市内、近郊在住者はもちろん、全国、海外から14年間で約500人のゲストを招いて、函館への思いや時には苦言などを紹介してきた。
しかし、同局の番組改編に伴い、ことし9月30日で打ち切りとなり、一般市民がパーソナリティを務めるスタイルとしては、国内最長寿だった番組に幕が降ろされた。
番組終了を惜しむ声や番組再開を望む市民の声を受け、今回これまで番組に出演した約50人を招き、参加者と14年間を振り返りながら、次世代に伝えるべきことは何かを考えようと、特別講座を企画した。同日は番組が継続していれば700回目の放送日。意見交換後には懇親会も開かれる。
特別講座は午後6時半から同8時半。参加無料。申し込みは直接会場で受け付ける。懇親会は午後9時からレストラン「ラ・コンチャ」(同市末広町14)で開かれる。参加費は3500円。申し込み、問い合わせは村岡代表TEL0138・27・2961か、同センターTEL同22・9700。
提供 - 函館新聞社
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