力強く情感豊かに…書藝社会員展
update 2007/11/15 13:08
函館書藝社(高橋海堂会長)の第54回会員展が14日、函館市本町の丸井今井函館店ギャラリーで始まった。会員99人が近代詩文書、漢字などを出品。ざん新な書で来場者を楽しませている。19日まで。
道南の書道文化振興を目的に毎年開催。作品の内訳は漢字25点、近代詩文書49点、かな13点、刻字・篆(てん)刻2点、墨書10点。漢字や近代詩文書でも淡墨を使った書が多く、会場は淡い美しさに包まれている。
近代詩文書は、作家の気持ちを大切にし、情感あふれる書で見る人に安らぎを与えている。同会の中村朝山理事は「力量ある書家たちが、常に自分の発展を目指し、前向きに取り組んでいるおかげで、見て楽しめる作品が多く並んだ」と話している。
なお、第54回会友展は15日から20日まで、函館市梁川町10のテーオーデパート4階イベントホールで開かれる。会友の各賞は次の通り(敬称略)。
▽大賞=高橋華径▽太田鶴堂記念賞=種田抱琴▽準大賞=中山春宛、北濱希石
提供 - 函館新聞社
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