ボジョレ・ヌーボーあす解禁・再送
update 2007/11/14 11:32
今秋獲れたブドウで造るフランス・ボジョレ地方の新酒「ボジョレ・ヌーボー」が、15日に解禁される。晩秋のイベントとして日本でも定着し、酒店や飲食店では準備に大忙し。函館市昭和1の地酒とワインの専門店「みのや」(藤沢稔社長)では13日午前に第一便が到着し、店頭の飾り付けや包装作業に追われている。
同店では今年17種類を扱う。中でも限られた地区だけで造られる格上の「ビラージュ・ヌーボー」を豊富に取り寄せ、たる詰めのものは店頭で瓶詰めして販売する。価格は2500円―4200円程度。同店のワインアドバイザー木村万里子さんは「普段ワインを飲まない人でも渋みが少なく飲みやすいのでぜひ試して」と勧める。
ボジョレ・ヌーボーとはフランス南東部に位置するボジョレ地方の丘陵地で獲れるブドウ(ガメイ種)のワイン。フランス料理店「唐草館」(青柳町21)のソムリエ丹崎文緒さんは「ブドウそのもの果実味が強く、軽やかな味わいが特徴」とし、「冷暗所で保管し、飲む2、3時間前に冷やす。チーズやハムなどとよく合い、スパイシーなアジア料理とも相性がいい」という。同店でも15日から3種類を提供する。
市内各所では解禁に合わせたイベントが企画されている。主なイベントは次の通り。
▽「みのや」(TEL43・0020)14日午後10時からカウントダウンパーティー。会費2500円。要予約。▽居酒屋「萬福とみや」(本通1、TEL53・6363)14日午後7時半からカウントダウンイベントでフルート生演奏など企画。1人1500円。▽ジョッパリダイニング(梁川町18、TEL55・0111)15日からコース料理(1人3500円)を注文した人にボジョレ(ビラージュ)を原価で提供。要予約。▽カフェ&ダイニングかねもり(豊川町11、TEL27・7878)15日午後7時から飲み放題など企画。料理付き1人6000円。要予約。
提供 - 函館新聞社
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