近郊ツアー、散策好評…「第3回オンパク」終了

update 2007/11/13 13:19

 湯の川温泉街を中心に繰り広げられた体験参加型イベント「第3回はこだて湯の川温泉泊覧会(はこだて湯の川オンパク)」(実行委主催)が11日終了した。趣向を凝らしたプログラムで市民らを楽しませた16日間。実行委(刈田眞司委員長)によると、定員3783人に対して参加者数は概算で2994人を記録した。力を入れた函館近郊へのツアーや散策は管外からの団体の参加もあり好調だったが、雨天で会場や内容を変更せざるを得ないプログラムもあり、課題として浮上した。開催時期や一層の内容充実に向け、近く話し合いの場が持たれる。

 今回は「湯けむり見聞録―そっと教えるおとなのより道―」をテーマに、用意したプログラム数は前回より4つ少ない70プログラム。ただ、最終日の17プログラムのうち、降雨で「定置網漁業体験!南かやべバスツアー」が、乗船を取りやめて大船遺跡速報展示室(同市大船町)の見学に切り替えられ、「ぶらり元町坂めぐり」は一部の参加者を除き、五島軒(末広町)での食事のみとした。

 一方、湯の川観光ホテル(同市湯川町2)では、第1回から続いている好評の「湯の川温泉卓球大会」が開かれ、カップルや夫婦、親子など44人が参加し、ダブルスの勝ち抜き戦で優勝を目指した。参加者全員が浴衣姿となり、和やかに展開された。

 今回、「おでかけ」「散策」のカテゴリーに属すプログラムでは、恵山や福島町千軒岳へのトレッキングなどを初めて企画。同市元町地区や香雪園の散策には、道内外の自治体や団体が視察を兼ねて参加し、着実に知名度がアップしていることを証明した。

 参加者数は地元商店街で飲み歩きを楽しむ「ゆのぶら」や、函館空港での写真展会場に設けた記帳、会場独自で予約を募ってきた人数を加え、実行委では最終的に3300人前後になると推定する。

 実行委の河内孝善事務局長は「散策には年配者のリピーターが多く、飽きさせない内容の検討が必要で、食事も大事な要素になりそう。既存のプログラムの継続、新たな魅力の創出など、メンバーで知恵を出し合いながら、開催回数や時期を慎重に協議していきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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