まだ走り始めたばかり… 西尾市長 就任半年会見
update 2007/11/13 13:19
函館市の西尾正範市長は12日の記者会見で、市長就任半年が経過したことを受け、「半年間、走り回ってきた感がある。評価は市民がすることで、まだ走り始めたばかりで(自分としては)分からない」と述べた。新年度予算の展望については「各部局で(自身が市長選時に示した)公約にこだわらず、地域にとって何が大事なのかを検討している。じっくり議論しながら取り組む。乳幼児医療費助成などいろいろな課題を整理していきたい」とした。
民間からの谷沢広副市長採用、知恵の予算、子ども未来室など3室の設置など、就任後の取り組みに関しては「人口や産業の問題など、マイナスを何とかプラスにする、あるいは平衡で支えていくために、市役所や各団体が元気にならなくてはならない」と述べた。
市民団体などと直接対話する機会を大切にしていることを自身の姿勢とし、「とにかく現場の話を聞きたい。なかなか時間がないが、直接出向いて話を聞くことに努めている」と振り返った。
12月で旧渡島東部4町村との合併が丸3年を迎えることを受け、「旧市と旧4町村の住民同士の相互理解、共生意識づくりに全力を尽くしてきている」とした。今後の振興策について「漁村が都市のようになる必要はなく、それぞれの独自性を生かしたまちづくりをしていきたい」と述べ、支所再編なども含め慎重に検討する考えを示した。
提供 - 函館新聞社
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