女相撲の魅力 演歌で…金澤さん「北の女力士」作詞
update 2007/11/11 10:33
【福島】福島町三岳154の金澤建設社長、金澤淳悦さん(55)がこのほど、毎年5月の母の日に町内で開催される「北海道女だけの相撲大会」をモチーフにした演歌「北の女力士(おんな)」を作詞した。知人が作曲し、プロ歌手が歌を吹き込み、3分30秒のデモテープが完成。金澤さんは「女相撲の魅力を歌という形で表現したかった。まちの活性化と、大会に花を添える応援歌になってくれればうれしい」と、土俵での披露に期待を膨らませている。
金澤さんは無類の相撲好き。町内から千代の山、千代の富士(現・九重親方)の両横綱を輩出したこともあり、テレビ観戦などで相撲を身近に感じながら育ってきた。父親の安治さん(81)が、女相撲大会の立ち上げに尽力したこともあり、女相撲にも思い入れが強かった。
作詞は4月から取り組み、仕事の合間を縫っては言葉を選び、歌詞に仕上げる作業にいそしんだ。
働きながらけいこに励み、土俵上で激しくぶつかり合う女性のたくましさと、家庭での母親としての温かさなどを思い浮かべ、尊敬の気持ちを込めて作詞した。「青葉も若木も 今 萌(も)えて 女だてらに はじらう意地で 汗をにじませ 四股(しこ)を踏む」といったフレーズが続く。
作曲は松前町でご当地ソングなどを手掛け、古くから交流のある疋田清美さん(松前観光協会会長)が協力。金澤さんは「最初は自分の歌詞を誰かに見せるのは恥ずかしかったが、メロディーに言葉が乗ったときは驚いた」とし、今後は町内の各種イベントでテープを流していきたいとしている。年内のD化も目指しており、「明るい歌で聞きやすい。多くの町民に歌って欲しい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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