尾上さん(北中3年)センター賞…中学生作文コン
update 2007/11/11 10:33
函館北中学校(高橋久夫校長、生徒360人)3年の尾上琳彗(りえ)さん(15)がこのほど、生命保険文化センター(東京)の「第45回中学生作文コンクール」で、文部科学大臣奨励賞と全日本中学校長会賞に次ぐ「同センター賞」を受賞した。函館市内から上位3賞に選ばれるのは初めて。尾上さんは「文章の構成を考えることが難しかった。苦労して仕上げた作品なので、賞をもらえてうれしい」と喜んでいる。
同コンクールは生命保険の理解を深めてもらおうと、1963年から毎年実施。「わたしたちの暮らしと生命保険」をテーマに公募し、全国1032校から1万7808点の作品が寄せられた。
尾上さんは「天国からの贈り物」と題し、中学校の制服をプレゼントすると約束していた祖父が突然、病気で他界した悲しみと、その際に生命保険で“約束” が果たされたことをつづった。初めは現実を受け止められずにいたが、徐々に生命保険が祖父と尾上さんの心をつないでいる―と思えるようになった心の変遷を表現している。
高橋校長は「吹奏楽部の部長を務める傍ら、作文を仕上げた。一生懸命取り組む姿勢は素晴らしい」とたたえた。尾上さんは「これからも思ったことを文章にすることに挑戦し続けたい」と話している。表彰式は16日に東京で行われる。
提供 - 函館新聞社
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