岩澤さんの会社敷地内の庭園でイルミネーション点灯
update 2007/11/9 14:35
函館市花園町19で西洋骨董や輸入雑貨を販売する「イワサワ オブ ロスガトス」のオーナーで、岩澤総業社長の岩澤ケイ子さん(82)は、子どもたちを喜ばせようと、同社敷地内の庭園に12月25日のクリスマスに向けてイルミネーションを装飾した。8日には花園保育園(遠藤勝子園長)年長組の園児25人を招き、にぎやかに点灯式を行った。日ごとに寒さが増す中、輝くイルミネーションが温かく、優しい空間を作り出している。
岩澤さんは、30年前から米国カリフォルニア州ロスガトスを年1回訪問し、西洋の美術品や装飾品を購入。その度に、現地の人が自宅の庭に点灯するイルミネーションの美しさに引かれ、「かわいらしい装飾で地域の子どもたちを楽しませてあげたい」と、2000年から毎年、敷地を利用した装飾を行っている。
ことしは10月下旬から岩澤オーナーと従業員、作業員ら約10人で取り付け作業を開始。市民、特に子どもたちが見て喜ぶような配置を考え、一生懸命に取り組んだ。
2メートル以上のほうきを抱えたスノーマンやサンタクロース、ディズニーキャラクター、トナカイなどの巨大なエアバルーンを展示したほか、首が左右に動くトナカイや汽車などのかわいらしい電飾などを120点余も展示した。日が暮れ始めると、赤や緑、黄色などの電飾が暗闇の中で引き立つ。
点灯式では、岩澤オーナーの掛け声で徐々に庭園が光の輝きに包まれ、園児たちの「かわいい」「きれい」の声が飛び交った。来場した大崎慎也ちゃん(6)は「車のバルーンがお気に入り。キラキラ光ってきれいでした」と大喜び。岩澤オーナーは「とにかく子どもたちが楽しんでくれれば何より」と目を細めていた。
点灯は12月25日まで毎日続く。時間は午後3時から同10時(エアバルーンは午前10時から)。敷地内に入って見ることができるのは午後6時まで。
提供 - 函館新聞社
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