修学旅行 江差に来て…観光コンベンション協会 青森で誘致活動

update 2007/11/9 14:34

 【青森】青森県からの修学旅行生を江差町に誘致しようと、江差観光コンベンション協会(打越東亜夫会長)の役員らが6、7の両日、県内の小学校や旅行代理店を訪ね、中世から歴史的にも深い結び付きがある江差への訪問を呼び掛けた。

 打越会長、西海谷望事業開発部長、下畑洋平誘致宣伝部副部長と協会事務局職員が、弘前市や五所川原市などの小学校13校、青森市などの旅行代理店9社を回り、観光パンフレットや資料を手渡して、体験観光のメニューやモデルプランを説明した。

 JR青森駅から鉄道を利用した場合、2時間余りで江差に到着できるため、「木古内を起点に江差を経由して、道南各地や道央に向かうことも容易。江差が拠点だった北前船による日本海交易や松前藩との関係を学ぶことも意義深い」と説明し、協力を呼び掛けた。

 県内での誘致活動は4年目。協会事務局によると、誘致活動の成果で、2005年度からの2年間、県内の小学校計4校が日帰りで江差を訪れたほか、旅行コースに江差を組み込むことに前向きな姿勢を示している学校も増えているいう。打越会長は「継続的な誘致活動が実を結びつつある。地域経済の活性化につながる町内での宿泊の実現に向け、働き掛けを強めていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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