湯の川温泉が道観光戦略会議モデル地域に

update 2007/11/8 13:21

 官民一体となって北海道観光の活性化策を検討する道の3カ年事業「道観光戦略会議」のプロジェクトの1つ、「食の連携・クオリティーアップ」のモデル地域にこのほど、函館湯の川温泉が選ばれた。道内3カ所目。宿泊施設関係者や農協、漁協、函館市などが連携し、12月20日から3月末まで、同温泉内の11施設で地元食材を使った1万円のオリジナル会席フェアを実施する。7日には関係者が集まり、メニュー料理の試食会が行われた。

 同会議(会長・南山英雄道経済連合会会長)は2005年8月に観光事業者、関係団体などで発足。北海道観光の課題を11に分け、06年から各プロジェクトの取り組みを進めている。その中でも「食」は重要テーマに位置づけられ、これまでに胆振管内洞爺湖温泉(06年12月―07年8月)、釧路管内川湯温泉(07年5月から)の2温泉街で各種フェアを展開している。

 今回の選定は、プロジェクトリーダー、ヒロ中田さん(リクルート北海道じゃらん編集長)が「人気の温泉地であり、豊富な食材を生かせる場所」との理由から提案。道の担当者などがこれまでに2度来函し、地元メンバーとフェアの内容を検討してきた。

 フェアでは、津軽海峡産マグロや函館産のアンコウ、道南産米ふっくりんこなど指定した6種類の食材を必ず使い、各施設が独自にディナーメニューを考案。「スペシャル会席」として1万円で提供する。

 試食会は湯の川観光ホテルで行われ、関係者ら15人が出席。各施設の料理人らがメニュー内容を発表し、「マグロと道産牛ヒレ肉のあぶり焼き」や「ふっくりんこ真昆布ロール寿司」など10品を試食して意見を出し合った。ヒロさんは「メニューの書き方を工夫し、客に期待感を持たせて」などとアドバイスしていた。

 試食会は湯の川観光ホテルで行われ、関係者ら15人が出席。各施設の料理人らがメニュー内容を発表し、「マグロと道産牛ヒレ肉のあぶり焼き」や「ふっくりんこ真昆布ロール寿司」など10品を試食して意見を出し合った。ヒロさんは「メニューの書き方を工夫し、客に期待感を持たせて」などとアドバイスしていた。

 フェアは宿泊料金別。ディナーのみも可。

 フェアに参加する施設は次の通り。

 湯元 啄木亭、想い出づくりの宿 飛天、夢窓庵、湯の川グランドホテル、湯の川観光ホテル、湯の浜ホテル、湯の川プリンスホテル渚亭、竹葉 新葉亭、割烹旅館 若松、旅館 一乃松、大黒屋旅館

提供 - 函館新聞社



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