来年1月スロバキア国立オペラ公演

update 2007/11/8 13:20

 オペラ鑑賞を身近な娯楽の一つに提供しようと「スロバキア国立オペラ公演2008・椿姫」(日本スロバキアオペラ交流委員会主催)が、来年1月12日午後6時半から函館市公民館(青柳町12)で開かれる。同公演のため立ち上げた「函館スロバキア・オペラ交流の会」(天明伸哉代表)が共催。天明さんは「海外でオペラは庶民の手軽な娯楽。日本でも身近に感じてもらえれば」と来場を呼びかけている。

 来函するのは、スロバキア中部にある都市バンスカ・ビストリツアを拠点に活躍する「バンスカ・ビストリツアの国立オペラ座」。1999年以来毎年、本道などで公演を開いている。函館では初開催。

 同オペラ座の日本公演を世話する日本スロバキアオペラ交流委員会の長谷川洋行代表(小樽)は、日本では敷居の高いと感じられる外国の一流オペラは本来、誰でも楽しめる娯楽であることを知ってもらおうと活動している。長谷川さんと親交を持つ天明さんが共感し、函館公演を提案、実現した。

 公演が決まり、天明さんは10月にスロバキア、ハンガリーなどを4カ国を訪問。計5回オペラ鑑賞しきた。観客のほとんどは一般市民。「映画より大衆娯楽。中年層の女性が多く驚いた」と話す。また歌を聞くと、現代の音楽に通じるものがたくさんあることを感じたという。

 函館の公演は舞台装置を特に設けず、ソリストたちがピアノの音のみで歌う。2部構成で第1部は「椿姫」を披露。日本でなじみあるもので歌手の技量を堪能し、オペラへの親しみを深めてもらう。第2部はオペレッタやミュージカルの名曲12曲を歌う。

天明さんは「函館には15年以上の歴史がある市民オペラもあり、ファンは多いと思う。今回の鑑賞を足がかりに、函館市とスロバキアの交流が深まり、市の活性化に役立てれば」と期待している。

入場料は3500円(当日500円高)。前売り券は市内の松柏堂プレイガイド、函館新聞社事業部(港町1)、FMいるか(元町18)で発売中。公演の問い合わせは天明さんTEL0138・51・9339またはTEL090・2479・3257。 

提供 - 函館新聞社



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