役場で刺激臭…安全ピンはずれクマ撃退スプレーが拡散
update 2007/11/7 14:23
【江差】6日午後4時ごろ、江差町中歌町193の江差町役場2階で、執務スペース内に置かれていた市販の「クマ撃退スプレー」の安全ピンが外れて、トウガラシを主成分とするガスが誤って噴射された。刺激臭が拡散した役場内は一時騒然となり、職員らが目や鼻に痛みを訴えた。
2階には約50人の職員らがいたが、けがはなく、マスクやタオルを口、鼻に当てるなどして事務に当たった。
スプレー(直径約5センチ・高さ約20センチ)は、登山用品店などで販売されており、トウガラシエキスから抽出した刺激成分のカプサイシンが主成分。4―9メートル先のまで噴射する。ヒグマが生息する山林内で作業を行う際、職員が安全のために携帯していた。
スプレーは布製のケースに納められ、安全ピンが取り付けられているが、何かのはずみで外れたらしい。町は「お騒がせして申し訳ない。管理を徹底したい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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