ソウル便、食と観光でPR…韓国うまいものフェア
update 2007/11/5 11:36
函館―ソウル便PRイベント「韓国の観光とうまいものフェア」(函館空港振興協議会など主催)が4日、函館市大森町のホテル函館ロイヤルで開かれた。キムチやチヂミなどの料理販売や試食、ステージショー、パッケージツアーの紹介など、関係団体が連携して韓国の魅力を紹介し、ソウル便の利用促進をアピールした。
在日本大韓民国民団函館支部が毎年開催している同フェアに各種イベントを合体させ、初開催。恒例の韓国産キムチ販売は、1キロ1500円で300袋を用意し、2時間余りで完売の人気。民団関係者は「日本産に比べキレとコクがある。韓国のハクサイは小ぶりで水分が少なく、辛いだけでなく味に深みがある」と特長を語った。
チヂミ、春雨と野菜のいため物チャプチェ、牛すじ、ゆで豚などの販売も人気を集めた。市内湯川町3から親子3人で訪れた月館恵理さん(47)はキムチやチャプチェなどさまざま購入し「韓国料理は好きで、よく作ります。家族でソウルを訪れ、ショッピングや本場の味めぐりなどを楽しめればいいですね」と話していた。
ステージでは大衆芸能サムルノリの演奏やテコンドーの実演が行われ、盛大な拍手を受けた。サムルノリは500―600年の歴史があり、横浜で教室を開くグループが太鼓とドラ、鉦(かね)の4つの楽器で力強い演奏を披露した。
市内の旅行代理店各社も出店し、ソウル便パッケージツアーをPR。エイチ・アイ・エス函館五稜郭営業所は「予想を上回る関心の高さで、直行便を利用したツアーの潜在需要はかなりあると思う」と期待。大韓航空函館支店の岸田茂支店長も「イベントで韓国を身近に感じてもらいたい。世界各都市を訪れる際、成田や関西空港を利用するよりソウル経由で飛び立つ方が利便性が高いことを広く伝えていきます」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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