「一生懸命 地域で活動」…民主・逢坂氏 函館入り

update 2007/11/4 12:58

 民主党道第8区総支部(金田誠一代表)は3日、函館市内の函館ハーバービューホテルで党臨時大会を開き、逢坂誠二衆院議員(48)=比例代表=を次期衆院選8区候補に正式決定、平出陽子道議に代わり、逢坂氏の同総支部代表代行就任を承認した。逢坂氏は「政権交代という大きな目標を皆さんと担えることは大変光栄。8区に大きな足跡を残した鉢呂吉雄衆院議員、金田代表の大きな背中に一歩でも追いついていけるよう頑張っていきたい」と述べた。

 記者会見で、逢坂氏は地方の抱える問題点について「国民の生活そのものが危うい状況。生きていくための最低限の基盤がこの地域にうまく提供されているのかを検証し、国政レベルで直す必要がある」とした。地方交付税の削減など地方財政の現状には「地域の実態を知らない誤った財政削減論による地方いじめだ。より深刻に受け止め、自由度の高い、責任の持てる財源を地方に渡していく」と述べた。

 同席した党や連合、金田誠一後援会関係者らは年内解散も視野に、週明けにも合同選対本部準備室を設置、早急に逢坂氏のバックアップ体制を築き、地域での浸透を図るとした。

 逢坂氏は「現職の国会議員として時間の許す限り、地域の皆さんと会うことを基本としたい。政治家は寄って立つ基盤がなくては、リアリティーが生まれない。一生懸命地域で活動することで、(移入候補であることは)払しょくされるだろう」と述べた。

 臨時大会には、地区選出の道議や党道代表の鉢呂氏、連合渡島地域協議会の渡部正一郎会長ら関係者が出席。鉢呂氏は「次の衆院選は政権交代を現実のものにする極めて重要な選挙。そのために道内小選挙区で全部勝たなくてはならない。8区でこれまで全勝している金田さんの後を、逢坂さんがしっかり担い、勝たせることを誓いたい」と述べた。

提供 - 函館新聞社



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