「体育施設、優先度高い」 市民会館改築は中期的に…井上市長
update 2007/3/6 11:50
井上市長は5日の市議会一般質問で、市民や競技団体から要望が強い総合的体育施設の整備について「優先度が高い事業と考えている。建設する際には合併特例債を活用できれば」と述べた。また市民会館の改築についても「中期的展望で取り組みたい」と語った。
板倉一幸氏の質問に答えた。
市長は、スポーツ振興や市民の健康づくりなどからも総合的体育施設の整備が必要で、建設の市民理解は得られるのではないか、とした。
具体像として「産業見本市など各種コンベンション(会議や大会)も開催できるよう、メーンアリーナ(競技場)やサブアリーナ、駐車場、グラウンドなどを併せ持つ施設整備が望ましい」と述べた。
湯川町1の市民体育館は1975年、市民会館は1970年の開設で、ともに築30年以上が経過。市教委によると、現体育館のアリーナはバスケットボールのコートが2面しか取れず、全道や全国規模の大会を開くには最低でも3面は取れる広さが必要という。
市長は、市内に宿泊施設が整い、大会や会議終了後に函館観光をしてもらう「アフターコンベンション」の経済効果の高さも指摘した。
総合的体育施設や大型コンベンション施設の整備は、市議会総合計画特別委員会などでも要望が出ている。
市長をはじめこれまでの市の答弁から、総合的体育施設を新たな場所に整備し、その後、湯川町の現在地に大型コンベンション開催にも対応する形で市民会館を改築することが検討事項となっている。
提供 - 函館新聞社
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