森町トマト生産振興協議会女性部/道の農村女性表彰 優秀賞
update 2007/11/3 11:40
【森】「温泉市」と銘打ち、森町濁川地区で5年間、直売活動を続けてきた町トマト生産振興協議会女性部(前本博美部長、5人)が、農村の女性や高齢者の優れた活動を表彰する道の本年度の「農村の暮らしと地域を活かす女性・高齢者グループ表彰」優秀賞に選ばれた。地元野菜を通じた消費者との交流、地域活性化への取り組みが評価された。道南からは奨励賞に「めんこい豆クラブ」(せたな町、田中五月代表)も選ばれた。
同表彰は道が1998年度から実施。今年は道内から5団体が選ばれた。
同地区は温泉熱を利用したトマト栽培が盛んで、道内で最も早く収穫できる。同女性部はこうした地場産野菜をPRしようと、発足した2003年から直売を開始。メンバー4人が中心となり、4月中旬から毎週日曜日、同地区内に設けた直売所で対面販売を行った。キュウリや山菜、葉物などさまざまな新鮮野菜を並べたところ評判が広まり、函館市を中心に多くの固定客を獲得している。今年は7月末まで営業した。
また、高齢者に出荷を呼び掛けたり、地元の温泉旅館と協力してスタンプカードを作成するなど、地域ぐるみの活動として展開している。
前本代表は「苦労もあったが、評価されてうれしい。周囲の協力に感謝したい」と喜び、メンバーで温泉市代表の伊藤則子さんも「消費者の生の声が聞けて楽しい。今後も続けたい」と話している。
表彰式は22日、七飯町内で予定されている農村女性のフォーラムの中で行われる。
提供 - 函館新聞社
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