会頭・3副会頭を再任…函館商工会議所
update 2007/11/2 12:09
函館商工会議所は1日、函館国際ホテル(函館市大手町5)で第1回臨時議員総会を開き、8月下旬の常議員会で続投を求めることで同意していた高野洋蔵会頭(79)=道水会長=の再任を正式に決定した。高野氏は副会頭に、エスイーシー社長の沼崎弥太郎氏(78)、魚長食品社長の柳沢勝氏(65)、森川組社長の森川基嗣氏(61)を指名、いずれも留任となった。函館空港ビルデングの会長に就任した泉清治氏(75)は退任し、その後任は選任しなかった。古川雅章専務理事(62)も留任となった。
高野氏の続投について、沼崎氏は「全国的には景気回復が続いているが、北海道はまだまだ厳しい。こういう時こそ実績と強いリーダーシップが最も必要。高野会頭に無理をかけるのは恐縮だが、地域経済発展のため尽力してほしい」と説明、満場一致で決まった。
高野氏は「会頭に選任された重責に身の引き締まる思い」とあいさつ。原油・原材料価格の高騰や観光の低迷などを問題視した上で、重点課題として(1)地域間格差の是正(2)中心市街地の活性化(3)観光振興(4)小規模企業への支援―を掲げた。
特に、(2)に関しては、同会議所が入居する北洋ビルに代わる経済センターの建設を検討していると説明。同ビルの耐震性などの問題点を指摘し、「このままでは、修理費が相当額かかる。建てるからには外からも見え、人が集まりやすい場所でなければならない」とした。
また、副会頭が減員になったことについては「仕事量が偏ってしまうようであれば、もう1人増やすことも考慮していかなければならない」と説明した。
提供 - 函館新聞社
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