ガソリン146.15円 2.23円高…11月石油製品価格調査

update 2007/11/2 12:09

 函館消費者協会(米田イツ会長)は1日、函館、北斗両市内のガソリンスタンド25店を対象に実施した、11月の石油製品価格調査結果をまとめた。フルサービス式給油所におけるホームタンク用の灯油(1リットル当たり)の平均価格は前月比5・14円高の86・05円、レギュラーガソリン(同)は同2・23円高の146・15円と、急激に高騰した昨年8、9月を上回り、近年ではまれにみる高水準に達した。

 灯油の高値は同2円高の90円、安値は同6円高の79円で、レギュラーガソリンの高値は同1円高の150円、安値は前月と同じ137円だった。前年同月との比較では灯油が3・04円高、レギュラーガソリンが12・93円高となった。

 また、セルフ式給油所のレギュラーガソリンの高値が同3円高の141円、安値が同4円高の136円。平均価格は同3・20円高の137・80円と、厳寒期を前に消費者にとっては厳しい状況となっている。

 米田会長は「前月の時点では在庫が余剰気味と聞いていたので、今回の値動きには正直驚いている」とし、「灯油は買い控えや重ね着、ガソリンは小型車への買い替えしか対抗手段はないのでは」と話している。タンクからの灯油抜き取り事件も管外では発生していることから、盗難への注意も呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社



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