飛鳥Uの乗客向けに観光ツアー…3月25日に函館市
update 2007/2/13 15:56
函館市は、3月25日に函館港に寄港する豪華客船「飛鳥U」(郵船クルーズ、5万142トン)の乗客向けに独自の観光ツアーを初めて実施する。椴法華地区で、地元漁師との触れ合いや新鮮な海産物を楽しむ企画のほか、函館朝市など市内3スポットで、見どころをさらに掘り下げるツアーを用意。市港湾空港部は「乗客の中には、旅慣れた函館リピーターが多い。新たな魅力をアピールできれば」と話している。
飛鳥Uの寄港は本年度7回目。今回は午前9時に入港し、午後10時に出港を予定している。今回、郵船クルーズからの依頼で、市が乗客と地元住民との触れ合いを楽しめるツアーを計画。他の寄港地でも同様のツアーがあり、乗客には好評を博しているという。
椴法華港では、旬のナンバンエビやウニの殻むき体験や、昼食にはタラを使った「ちゃんちゃん焼き」「三平汁」など、地元ならではの食べ方で味わう。そのほか、新鮮な刺し身などを用意する。その後、ホテル恵風で温泉を楽しみ、函館港に戻る。
また、違った角度から観光を楽しむフリープランを3つ用意。そのうち、函館朝市では、散策を楽しみながらカニの見分け方や、地元独自の調理方法で食事を楽しむ。そのほか、市青函連絡船記念館「摩周丸」では連絡船OBが案内するツアー、通常の観光コースにはなりにくい函館どつく構内で造船所などを巡るプランも用意した。
同部管理課は「函館には西部地区など定番観光地のほかにも魅力が眠っている。その話題が口コミで広がることを期待したい。今回の様子を見て、他の客船運航会社にも函館寄港の目玉として売り込みたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。