商工中金と函館高専協定…経済発展へ産学連携推進
update 2007/11/1 10:28
商工中金函館支店(渡辺正支店長)と函館高専(長谷川淳校長)は31日、産学連携の協力推進にかかわる協定を結んだ。同高専の研究成果を活用し、地元の中小企業が技術力として生かすため、同中金が橋渡し役を担い、地域経済の発展に結びつけたい考えだ。
同中金では、地域活性化や企業支援などの取り組みの一環として、2005年から教育・研究機関などと産学連携に関する協定を締結してきており、今回が全国30例目。同支店管内、及び道内4つの高専では初めてとなる。
協定の内容は、@同高専の研究成果などのシーズと企業の技術ニーズとの照合を同支店が調整するA同支店の取引先企業からの技術相談に関する支援B技術ニーズの情報収集と、それに対する情報提供―、など。同時に、同支店は必要に応じて企業への融資を行っていく。
長谷川校長は「技術者を養成する高等教育機関としてだけでなく、地域での産学連携に熱心に取り組んでいる。これまでの活動が、今回の協定を足掛かりとして飛躍的に伸びるものと期待している」とし、渡辺支店長は「役に立たせてもらうことに使命感を抱いており、広いネットワークを活用して、実りのあるものにしていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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