「KOBE ALIVE」でYOSAKOIソーランチーム 函館躍魂いさり火が大賞

update 2007/11/1 10:27

 函館のYOSAKOIソーランチーム「函館躍魂(おどるたましい)いさり火」(岡本美貴夫代表、64人)が、27、28両日、神戸市で行われた群舞コンテスト「KOBE ALIVE

 2007〜新舞」(NPO法人 颯爽JAPANなど主催)で、最高賞にあたるKOBE ALIVE大賞を受賞した。岡本代表は「道外の大会で高い評価を受けたことは大変うれしいし、チームにとっても大きな自信につながる」と喜びをかみしめている。

 躍魂いさり火は10代から50代までの幅広い年齢層によって1995年に結成。札幌でのYOSAKOIソーラン祭りで何度もファイナル出場を果たすなど、道南を代表するチームとして実績を積んでいる。

 「KOBE ALIVE」は、新しいダンス文化の創出と育成を目指し、全国から様々な種類のダンスチームを募り、今回初めて開催された。いさり火には昨年から出場の打診があったが、6月のYOSAKOIソーランをスケジュールの中心に組んでいるため、一度は出場を断った。しかし、今年の8月に、主催者代表ら2人が函館を訪れて直接出場要請を行ったため「熱意に打たれて出場を決意した」(岡本代表)と明かす。

 演目は、札幌大会でも披露した三国志をテーマにした「英雄」〜蒼天の魂〜。札幌では惜しくもファイナル進出を逃していることもあり「リベンジの意味も込めて絶対優勝するつもりだった」と言う岡本代表の熱い思いがメンバー全体にも伝わり、見事に最高賞を獲得した。

 岡本代表は「大賞をもらったことはもちろん、神戸の人たちが北海道のYOSAKOIを熱狂的に受け入れてくれたことが何よりうれしかった。来年の札幌大会にもこの勢いをつなげていきたい」と意気込んでいる。

提供 - 函館新聞社



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