“ボリボリ”1月遅れで

update 2007/10/30 10:47

 秋の味覚として親しまれているボリボリ(ナラタケの俗称)が、函館市内の中島廉売に並び始めた。今年は夏の高温などが影響したためか、例年より一カ月程度生育が遅れていたこともあり、心待ちにしていた買い物客らが先を争って購入していった。

 ボリボリは平らな傘と細い柄が特徴的なキシメジ科のキノコで、その名の通り“ボリボリ”とした独特の歯ざわりと味の良さからラクヨウ(ハナイグチの俗称)と並んで人気が高く、味噌汁の具などに珍重されている。

 同廉売で、自ら採取してきたボリボリを販売している同市港町2の上原二三子さん(75)は「今年は生育の遅れに加え、車で山奥まで入って山菜を採っていく一般の人たちが増えた影響などから、量的にも少なめ。11月に入ると土がしばれて(凍って)しまうので販売できるのは今月いっぱい」と話す。秋の味覚の希少価値は例年以上に高まりそうだ。

提供 - 函館新聞社



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