海王丸が登檣礼
update 2007/10/23 09:54
市民参加型イベント「オーシャンウイーク」に合わせ18日から函館西ふ頭に接岸していた独立行政法人航海訓練所(横浜市)の練習船「海王丸」(2556トン、雨宮伊作船長)が22日、同ふ頭を出港した。午後1時15分から歓送式が行われ、実習生が各ヤード(帆桁)付近に立つ「登檣礼」(とうしょうれい)が行われた。
登檣礼は、船が皇族などの送迎、司令官や艦長の交代のなどで行う礼式として始まったのが由来。この日は歓送式の終わりに実習生約80人がマスト(帆柱)からヤードに登り、足元にあるフートロープの上に立った。士官の敬礼に合わせ、脱帽し、「ごきげんよう」と3回発声。船を見送りに来た市民らは拍手で実習生の勇姿に盛大な拍手を送った。
実習生は着帽後、マストから降り同2時ごろ船は高らかに汽笛を鳴らし出港。次の寄港地の茨城県大洗町へ向かった。
提供 - 函館新聞社
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