カットフラワーイベント/七飯の花々“大変身”
update 2007/10/22 14:59
【七飯】道内在住のカットフラワーアドバイザー(日本切花装飾普及協会認定)の有資格者40人で構成するグループ「Club Do(クラブ・ドゥ)」(薄木健友キャプテン)の秋イベントが20、21の両日、七飯町をメーン研修場所に開かれた。道南が会場となるのは初めて。参加者約20人は、子どもたちにフラワーデザインの楽しさなどを伝える「花育」の研修や、地元花き農家の見学、函館市で生花店を営む星井英人さん(43)のデモンストレーションを通じ、技術向上に努めた。
このグループは昨年7月、切り花を長持ちさせるため、正しい取り扱いができる技術を持つ「カットフラワーアドバイザー」の資格を持つ有志が、交流を通じ技術を高めようと自主的に立ち上げた。イベントは花き産地を見学したり、デモンストレーションを通じて高い技術を間近で見ることで、技術向上を図るのが狙い。
初日の20日は町文化センターで、「2006第4回フロールエバープリザーブドフラワーコンテスト」で「田崎真珠賞」を受賞した函館市の「花禅」(宮前町8)代表、星井さんによるデモンストレーションを実施。星井さんはプリザーブドフラワー(特殊加工を施し枯れない生花)や地元の生花、造花とユニークな花器を組み合わせた作品10点余を次々と披露した。
星井さんは空間を生かしたデザインやクリスマスツリーをイメージした作品、花育へのアイデアなどのほか、JA新はこだて花き青年部メンバーが手掛けたカーネーション、ダリアを使用した花束も紹介。参加メンバーからは「色がいい」「何という花? 初めて見た」など大好評だった。
会場を訪れた同青年部の藤田幸成さん(35)は「自分が作った花が格好よくなって驚き。生産者として、花育に協力もしたいし、プリザーブドフラワーにも興味を持った」と笑顔を見せていた。
一行は21日、町内の花き農家を訪れ、じっくりと産地見学にも取り組んだ。
提供 - 函館新聞社
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