市議会議運委、有料ホーム問題調査特別委、委員選任に決着
update 2007/10/20 10:21
函館市議会の議会運営員会(能川邦夫委員長)は19日、「有料老人ホーム問題調査特別委員会」の委員選任について、能川委員長が「本特別委に限り、各会派の判断に委ねる」と正副委員長の裁定を提案、全会一致で了承した。監査委員の発言権をめぐる慣例の取り扱いは今後の議運で継続協議する。委員選任に決着がついたことで、特別委は今月中にも招集される見通し。
特別委の委員選任をめぐっては、9月28日と10月1日の議運で、慣例を重視する民主・市民ネット、新生クラブ、公明党の3会派と、市民クラブ、共産党の間で意見が割れて紛糾。この日は、能川委員長が「慣例は尊重してほしいとは思うが、このままでは平行線に終わる。特別委の設置を決定した以上、速やかに運営が図られるべき」と述べ、監査委員の委員就任も含め、各会派の判断に委ねる考えを示した。
今後、特別委開会後、正副委員長を選任し、議論を開始する。
また、新生クラブの白崎憲司郎氏が13日に死去したのに伴い、同会派後任の議会運営委員として、浜野幸子氏が選任された。
有料老人ホーム問題調査特別委員会の委員は次の通り。(敬称略)
▽民主・市民ネット 石井満、板倉一幸、斉藤佐知子▽新生クラブ 黒島宇吉郎、出村勝彦、浜野幸子▽市民クラブ 小野沢猛史、本間新▽公明党 瀬尾保雄、志賀谷隆▽共産党 高橋佳大
提供 - 函館新聞社
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