エネルギー環境セミナー、親子で実験
update 2007/10/14 14:21
親子を対象にした科学実験教室「エネルギー環境セミナー」が13日、函館市亀田福祉センター(美原1)で開かれた。参加者は実験を通じて、発電の仕組みや電気の特性について知識を深めた。
日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会道支部(札幌)が、「楽しく学ぼう!電気とこれからのエネルギー」をテーマに、環境問題に対する関心を高めてもらおうと開いた。函館では3回目の開催。同市内と近郊の児童、保護者ら約40人が参加した。
講師は電力中央研究所(東京)知的財産センター上席の吉光司さんが務め、世界の化石燃料埋蔵量や国内の発電所の現状などを解説。光ファイバーの原理を利用したオブジェ作りでは、台紙に発光ダイオードや釣り糸などを取り付け、乾電池をつなげると、花火を思い起こさせるような赤、青、緑の幻想的な光を放ち、参加者を驚かせた。
渡辺梨夏子さん(北斗浜分小5年)は「とてもきれいに出来上がったので、自由研究でも作ってみたい」と自らの作品に見入っていた。吉光さんは最後に、「自分で何ができるか、何をしなければならないか、考えたことをぜひ実行に移してほしい」と、省エネや地球温暖化防止に向けた意識付けを呼び掛けた。
提供 - 函館新聞社
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