福島漁港、北海道新幹線のレール陸揚げ
update 2007/10/13 14:34
【福島】福島漁港岸壁で12日、2015年度までに開業が予定される北海道新幹線の軌道レールの陸揚げ作業が行われた。終日かけて船から450本を揚げた。今後3年間で新幹線と在来線が共用するレール計6800本が運び込まれ順次、溶接と敷設などの工事が進められる。
建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜)道新幹線建設局(札幌)が担当する青函トンネル中央部から木古内間約42キロの敷設レールで、1本25メートル、重さ1・5トン。北九州市八幡で製造され、1500トン級の船で海上輸送された。
船から3本ずつ束ねたレールを2台の大型クレーンで次々に同漁港敷地に積み上げた。時折海から吹く強い風にあおられながらも、作業は慎重に、確実に進められた。
軌道工事基地(知内町湯ノ里、知内駅付近)への運搬作業は16日から行われる。
同機構は昨年6月に函館港で試験用レール240本を陸揚げしたが、軌道基地への近さと輸送費削減などの観点から、福島漁港が最終的に陸揚げ地に選ばれた。
提供 - 函館新聞社
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