地域経済のため一層尽力…北陸銀・高木頭取が来函
update 2007/10/11 14:26
北陸銀行(富山)の高木繁雄頭取が10日、函館市内のホテルで記者会見を開いた。高木頭取は「函館は、北前船に代表されるように、北陸と縁のある方々が心血を注いで開拓したかいもあって、立派な水産都市、北海道の玄関口として成長した。3年前に経営統合した北海道銀行とスクラムを組みながら、地域経済のために、一層尽力していきたい」と抱負を語った。
同行函館支店(同市若松町17、串田茂支店長)の開設90周年記念懇親会に出席するため、来函したもの。
高木頭取は、道銀との経営統合から3年が経過したことに触れ、「相互補完的、協調的で、非常にうまく行っている。銀行は人間が中心の企業体なので、両行の特質を生かしながら発展できる良いモデルになった」と説明。業務効率化を図った結果、コスト削減額を30億円と試算した。
また、今後の道内については、「北海道新幹線の開業で内地との密接度が変わり、経済の格差は無くなってくると思う。国の施策として、札幌まで早く開通する方が経済効果は出るはず」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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