JRA秋フェス、大妻高と新函館農協の合作「函館育ち」の秋うま鍋

update 2007/10/9 14:23

 JRA函館競馬場(函館市駒場町12)の秋の恒例イベント「道南秋うま!フェスタ2007」で8日、函館大妻高校の生徒らが地場野菜を使った「『函館育ち』の秋うま鍋」を振る舞った。

 新函館農協の野菜ブランド「函館育ち」を使い、同高校がレシピを考案した合作で、同イベントでは初の試み。ダイコンやニンジン、長ネギなどの地場野菜、市内で製造された豆腐やホッケ、タラのすり身などを盛り込んだみそ仕立ての鍋を500人分作り、先着順で無料配布した。

 同校福祉科1―3年生の有志10人が準備・配布スタッフとして参加。配布前から来場者の列ができ、15分ほどで終了した。市内中島町の主婦種田玉枝さん(75)は「体が温まり、とてもおいしかった。ぜひレシピをまねしたい」と絶賛。同校2年の白戸梢さんは「みんなに喜んでもらえてやりがいを感じた」と充実した様子だった。

 同イベントは7日から始まり、食をテーマにした8日は道南のブランド米「ふっくりんこ」の新米の試食・販売や、地場野菜の即売会などが行われ、大勢の来場者が“収穫の秋”を楽しんだ。14日はふっくりんこの新米1年分(50キロ)が当たる抽選会や秋の火災予防運動にちなんだ「ちびっこ消防体験&消火器体験」などを企画している。

提供 - 函館新聞社



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