函館地検が裁判員制度PRソング作製
update 2007/10/7 15:01
笑顔の明日を守りたい 君たちだからできること―。2009年5月までに始まる「裁判員制度」をPRしようと、函館地検はこのほど、広報ソング「君にできること」を製作、CD化した。全国でも「あまり例がない」(同地検)取り組みで、管内の小中学校などに配布したり、啓発活動の際に街頭で流したりして、同制度への理解と協力を“耳”から訴える狙いだ。
同地検は2005年8月に「裁判員制度広報プロジェクトチーム」を発足させ、国民に広く関心を持ってもらおうと、職員が音楽製作を発案。各課から募った20数点の歌詞をつなぎ合わせて作詞し、同地検の大鶴基成検事正と親交のあったリコーダー奏者の金子健治さん(東京在住)が作曲した。
歌詞にはあえて裁判用語を使わず、幅広い世代に親しみやすいように工夫。CDのジャケットにも「『ご当地ソング』としてではなく、道内や全国に向けてこの音楽を広めたい」との願いを込め、函館をイメージするデザインを避けた。ボーカルは歌手の加藤和義さん(神奈川県在住)が務める。
歌は6分40秒のポップス調のメロディーで、同地検は「未来に希望が持てるような歌に仕上がった。耳にすることで裁判員制度への参加の必要性を少しでも分かってもらえれば」と話している。
完成したCDは、管内(渡島・檜山と後志管内の一部)の小中高校などに配布するほか、庁舎内や説明会の会場などで流す予定。希望者には無料で配布する。問い合わせは同地検企画調査課TEL0138・41・1234へ。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。