「函館カレーパン」に一新…日糧製パン「がごめこんぶ―」リニューアル
update 2007/10/6 13:41
日糧製パン函館事業所(昭和4、川崎俊治事業所長)は10月から、ガゴメコンブを使用した「函館カレーパン―まろやか和風仕立て」の販売を開始した。昨年7月に登場した「がごめこんぶのカレーパン」を食べやすいサイズにリニューアル。11月からは、販売地域を札幌など全道に拡大する予定で、川崎所長は「函館工場の看板商品として成長を期待している。ガゴメの知名度も高めていきたい」と話している。
ガゴメなどの研究を進める「都市エリア産学官連携促進事業」の関連商品として開発された前作は、販売期間が1年以上となる大ヒット商品となった。一時期、道内他地域でも販売したが、道南よりもガゴメの知名度が低くかったためか、売れ行きは振るわなかった。今回、名称も「函館カレーパン」と一新し、全道でのヒットを狙う。
生地は機械を使わず、すべて手作りで、もちもちとした仕上がり。健康志向の消費者のために、コレステロールを含まない油で揚げている。具材の量はほとんど変わらないが、前作より一回りほど小さくすることでボリューム感アップを図り、小売価格も120円に抑えた。電子レンジなどで温めると、ガゴメの粘りや風味をより味わえる。
また、外装の裏側には、北大大学院水産科学研究院の安井肇准教授が、似顔絵付きで「ガゴメ先生」として登場。ガゴメに含まれる粘性多糖類フコイダンの効能などを解説している。
川崎所長は「おいしく仕上がり、味もいいと自信を持っている。今後も地域の素材を使った製品の可能性を追求していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。