豪・レイク市へ訪問団…姉妹提携15周年記念で市

update 2007/10/6 13:40

 函館市の西尾正範市長は5日、定例記者会見を開き、姉妹都市提携15周年を迎えたオーストラリアのレイク・マコーリー市へ公式訪問団を派遣すると発表した。日程は24日から29日までの6日間で、現地で交歓会などが開かれるほか、レイク市長への表敬訪問などを予定している。

 訪問団は工藤寿樹副市長を団長に、企画部職員2人、市議会議員1人の計4人で組織。中学生海外派遣事業として中学生の訪問団(20人)も参加する。

 レイク・マコーリー市はシドニーの北約150キロに位置し、湖を中心に発展を遂げている。1992(平成4)年7月に姉妹都市提携を結び、これまで両市が公式訪問団を派遣するなど、友好・交流を深めている。

 函館オーストラリア協会や民間団体が中心となった交流も盛んで、教育やスポーツ分野のほか、青少年や語学教師の相互交流、両市のハーフマラソン大会への選手の相互派遣などを続けている。9月末にはレイク市のジュニアラグビーチームが来函し、函館ラグビースクールと親善試合をした。

 このほか、普通地方交付税が削減されている状況について、西尾市長は「このまま削減が続けば道内の自治体の半分が2、3年で破たんする」とし、今後開かれる全道市長会でも緊急要望の提案を進めていく考えを示した。内部努力として行財政改革も推進し、中期財政試算計画を11月中に策定する。 

提供 - 函館新聞社



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