盲学校で卒業祝いバイキング給食
update 2007/3/3 13:37
函館盲学校(澤田勝昭校長、園児・児童・生徒17人)は2日、中学部3年、幼稚部年長の計3人の卒業を祝い全校で「バイキング給食」を行った。アナゴちらし寿司やミートローフ、蒸し野菜の明太子ソースなど彩り豊かな7品がずらり。デザートには調理員手製のハート型ケーキも並び、児童らは笑顔で一つひとつの料理を味わった。
ゲームや合唱で卒業生を送る「お別れ会」に合わせ2004年度から実施。管理栄養士の門馬則子さんがひな祭りや卒業に合わせたメニューを考え、調理員が腕を振るった。
細工を施したイチゴが愛らしいケーキは初めてのメニューで調理員の竹内ひでさん(59)は「普段、ケーキを出す機会がなかったので盲学校を忘れず、卒業後も思い出してほしいとの気持ちを込めて作った」とニッコリ。
卒業生は栄養バランスを考えながら料理を盛りつけ、お世話になった教員と机を並べ会食。同校に12年間通い23日、中学部を卒業する白川健人君(15)は「どれもおいしい。盲学校の思い出を胸に卒業後は、札幌の学校で運動や絵を頑張りたい」と声を弾ませていた。
提供 - 函館新聞社
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